3Dカラー(ハイライト、ローライト)を入れるとどうなるの?
2018/10/10
こんにちは。
この度10月からイロドリに新メニューを追加しました。
その新メニューは3Dカラー(ハイライト、ローライト)になります(^^)
今回この新メニューに至った経緯と3Dカラーをするとこんな効果がでます!
というところを説明しますね。
目次
ヘアカラー専門店なのに、、
イロドリがオープンして後1ヶ月半余りで1年になります。
ホントにたくさんのお客様、スタッフに助けられ運営できていることに感謝です!
この1年近くは、とにかくお客様から頂いた貴重な言葉を反映させ、
接客サービスの向上に努めてきました。
その傍ら技術サービスに関しては当たり前のことですが、
塗り残しがないよう、時短をモットーにお客様の時間を
有効活用していただけるよう意識してきました。
ただヘアカラー専門店という名前を掲げているのに
根元のリタッチや全体のカラーチェンジしか提供できていないことに違和感を感じていました。
もっとヘアカラーでお客様に提案できる幅を持たせたい!
スタッフによって技術の差が出てしまっては商品としてよくない。
どう足並みを揃え提供できるだろう、、そんなことをオープン当初から考えてきました。
さすが今の世の中!これだっと思うもの、
イメージしていることに付随しているものがでてきました。
(自分達で商品化できたらよかったのですが、、、)
その商材を利用する事でイロドリのコンセプトに掲げている
時短・ハイクオリティー、他店よりもリーズナブルで
提供するメニューが出来ました。
3Dカラー(ハイライト・ローライト=デザインカラー)にはこんな効果が!
そもそも年代でこの3Dカラーには目的が変わります。
10代20代では?
10代20代の方に関しては特に流行の色にしたい!!
ここ最近のヘアカラーの流れとしてより外国人のような柔らかい色味(グレー系・ベージュ系)・ラフでも決まるオシャレ感!この部分が取り上げられる事が多いです。
少しずつ日本人の髪質が変わりつつあるので(細くて柔らかい・カラーしていなくても茶色)
最新カラー剤を使う事でグレー系の色が表現しやすくなっている部分もあるのですが、
透明感のあるグレー系、ベージュ系、ブルーバイオレット系の色味を出すためには
一度ベースを明るくしないと入りません。
ただそうはいっても傷ませたくない!
と思う方には3Dカラーで全体にまんべんなく明るくしておいて
その後に希望の色味をいれる事で1プロセスで行うカラーより
グッと色味に深さがでるのでこの3Dカラーが有効的です。
30代では?
30代の方は子育てでなかなか自分自身に手がかけられない!仕事が忙しくてカラーの周期が遅れてしまう!という状況の中で1日でも根元のカラーが気にならないようにしたい!!に対してのアプローチが多いです。
下記にある2つの画像を見比べてみてください。
何もない画像と明るい線がある画像があります。
この画像は茶色のところが染まっている部分で根元と書いてある黒色の部分が1〜2ヶ月ヘアカラーを
していない根元が伸びてきた状態を表しています。
根元から生えてきた部分が横一線に強調しているのはどちらにみえますか?
明るい線が入っている方が横のラインがぼけて見えますよね。
この画像は明るい線ですが暗い線でも同じようにぼけて見えます。
一色で根元と毛先がキレイに分かれていると横のラインが強調されます。
この視覚の錯覚をヘアカラーに利用する事によって、少しでも伸びてきた根元と
なじんでいるように見せることができるのです。
また色抜けしてきた時も明るい色がいい具合にグラデーションがかかって
それが毛先の動きとなるので良かったりします。
40代50代では?
40代50代の方達は白髪の増加や根元の立ち上がりが少し弱くなってきます。そこに対してのアプローチとなります。
30代で使った画像とほぼ同じ感じですがもう一度ご覧ください。
今度は根元の部分が白髪バージョンです!やっぱりこちらも1色で染めた場合と
明るい色がはいっている場合だと横のラインがはっきりでるのは1色染めした場合ですよね。
明るい色が入ると根元がなじみます。
あと明るい色のよって軽さ・ふんわり感がでる効果もあります。
根元の立ち上がり自体はカットやヘッドスパなどでふんわりさせる事も重要ですが、
さらにヘアカラーでも視覚的にふんわりさせる事ができます。
また純粋に根元の白髪はしっかり染めて、
毛先に向けて明るくして全体を明るくするのにも効果的です。
60代〜では?
60代を越えてくると顔色と髪色の明るさのバランスが変わってきます。
白髪量が増えてくると暗い色(5トーン以下)で染めていると少し違和感を感じてきます。
白髪をしっかり染めたいというオーダーが多いのですが、実際ご来店頂いた少し色が抜けた状態の方が
雰囲気が良かったりします。肌・目などの色素が薄くなっていくので黒すぎると
カツラみたいになりやすくなってしまい違和感を感じるのです。
他にも明るさを出し華やかな色にする事で顔がパッとしやすい年代でもあることと、
70代から80代になると染めることを止めて白髪に戻していくという方が増えるのですが、
3Dカラーで明るさを出しておくと伸びてきた所との境目がぼけるので切り替えていく時にも効果的です!
最後に。
年代別で求められる事、3Dカラーをする事での効果がいろいろあることが分かって頂けたでしょうか?
ハイライトやローライトは染める頻度が高ければ毎回する事はないと思います。ただ1回入れておくと次回染める時はまだ効果を発揮できます。ショートの方で2〜3ヶ月、ロングの方でハイライトだと6ヶ月ぐらい楽しめたりします(したいイメージもよりますが)。
今回この3Dカラーでお客様にヘアカラーを楽しんでもらえたらと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました!!